【TABICA】烏原貯水池【近代化遺産】
本日紹介させて頂くのは、神戸・兵庫区の烏原貯水池!
烏ですよ?鳥じゃないですよ?
・・・見間違えてたのは私です。
今回はTABICAさんのツアーに参加せて頂きました。案内人は、何時もとてもお世話になっています!
前畑夫妻!
では、レッツ近代化遺産!
まずは、集合場所であるここから!湊川駅です。現在は地下にホームがありますが、昔はこの高さにホームがあったそうです。そして、当時終点駅と言う事でとても力を入れられていました。
湊川駅の中です。私が立っているこの場所に電車が走っていました。
こういうのいいですよね、当時はここに電車が走っていた・・・たまんない!
もう一枚、湊川駅の中。
横丁っていうのが、良い味を出していると思うのです。ここが間違いなく横丁が似合う場所。
行けば、「あーこれは横丁だ!」ってなります。
湊川公園への道中VHSのデッキが落ちており、少し盛り上がりました。
懐かしいですね、よく「VHS知ってる?」と聞かれる事ありますけども私はVHS世代です。
どっちかと言えば、何時から円盤になったのだろうと思う側です。
話を戻しまして本来はここは川!下を見下ろせば道路。
高い位置に川が流れていたと言う事です。
神戸って高低差激しいから、自転車乗れないという話を後で教えて頂き実感する事になることを今の私は知らない。
続いて商店街へ!
2階にはちゃんと渡り廊下がありお買い物も楽!ドムドムもある!
そしてここの商店、とてもお買い得!
案内人の前畑温子さんの地元で、靴が安い!と仰っておられ確かに安い!
これ、靴千円でいいの!?って思うくらいの良さげな商品もあり通りすぎるのが名残惜しい。
兵庫県ってなんだかとても、魅かれる商店街やお店が多い気がします。
そして、この宇宙空間!
このクオリティーの高さは説明不要ですね。
ここの商店街で珍しいと思ったのは、土日が休みのお店が多い事です。
それでも、かなりの量のお店が開いているのですが。
あぁー羨ましい。
暑い当時にはとてもありがたい飲み物。余程喉が渇いていたのか、一気にグイッと!
頭がとてもキンキンしましたが、これぞ夏の訪れ!って気がします!
この時点で、もう夏が近い!今夏か!とテンションが上がってきます。
そして、駅名回収!湊川!天王谷川と石井川が合流して湊川になります。
湊川と聞きけば思いつく、湊川隧道は湊川駅から徒歩12分。
一般公開がされている日がありますので、興味のある方は行ってみる事をお勧めします!
ちなみに私は、まだ行っておりません。→湊川隧道(サイト飛びます。)
数十分歩き続けて、目を疑う光景。
地獄階段!夏近いからって、そんな怪談・・・なんでもないです。
と言いたいのですが、そうも言っておられずこの階段数える人によって段数変わるんです。
50段となってるのですが、みんな違う答えを言うんです。
何段あるかは、数えてからのお楽しみ。ご近所の方々が健康の為に昇降運動に利用しているようですが元気ですね!一度登るのに見栄をはったというのに・・・
ちなみに、軍艦島の階段の方が緩やかだそうです。
そしてどんどん山の中に入っていくと、水道橋!
舗装された道がだんだんと、土に変わって行きます。
そして、強敵である蚊との遭遇率も上がってゆきます。
しかし!それを乗り越えた先には、お待ちかねがありました!
烏原貯水池。
ここのあたりに、なにやら不思議なものがあります。
草が生い茂って少し見え辛いですが石臼が埋まっています。
何故に石臼がと思われるでしょう。
烏原貯水池が建設される際、ここに烏原村がありました。線香の主原料は需要があり水車で粉を引いていたのです。その時水車で使っていた石臼を記念に埋めました。そして、その様子がこの写真と言う事になります。簡易に説明しましたが、参考元である神戸の水道の説明で当時の写真も見れるのでおすすめします。
こちら石井ダム。
偶然にも、上記のリンクと同じ位置で写真を撮っており驚いたのですが、貯水池の水位が下がった時の写真が記載されています。
確かに見比べてみると量が違います!
あの少し出っ張りのところにある部屋。
黄色で縁取りされたマーク。これは、何に見えますか?
水道局のマークなのですが、何を表しているのか?
そんな質問に・・・
「雪の結晶ですか?」(雪印のマークなんて言えない・・・!)と回答。
最初、結晶かなって素直に思いましたけどもう雪印のマーク思い出してから雪印にしか見えないんです。
これは、「水」と読めるのでは?とのお話。
おぉ!確かに、水です!どうしてこうも私の発想は何時もずれるのか・・・問題ですね。
今回は、ここに入れずです。
このまま放水路を目指すことになります。
登山客とすれ違いながら、放水門に到着。
記事にすると凄く場面展開早いですが、かなりの距離歩いています。
この辺りで、三時間くらいは歩いていたと思います。
こちらだけでも迫力があったのですが、この裏が私はメインだと思います。
道が無く、細い木が倒れて踏み外せばとても危ない。
この緊張感を久々に味わいながら慎重に降りて撮影。この部分だと遺跡みたいですね。
水路を挟んで奥の道には梯子があり上に上れるようになっていますが、あがっても帰りが怖そうでした。
烏原貯水池はここまでです。
ここから神戸電鉄の丸山駅まで歩きます。
この不思議な円筒は、トンネル。頭を打ちそうと思いますが掌を頭にのせてもぶつからないんです。
目の錯覚なんでしょうか?面白いですね!
なんて、今書きながらなので言えることですが当時は上り下りの激しい道のりに驚愕していました。
上りはまだ大丈夫なのですが、下りが凄い。
住んでいる方々は凄いなぁと尊敬していまします。
丸山駅に付く寸前で偶然にも撮影できました。電車の色が可愛いです。
解散場所である、丸山駅で記念撮影をして解散となりました。
しかし、みんな方向は一緒であり意見交換をしつつ貴重な時間でした。
※以下茶番と感想等。
・・・ん?物足りないですか?
え?なんだって?恒例のアレはどうしたかって?
マンホール好きの皆さまお待たせいたしました!神戸のマンホールです!
おしゃれマンホールですね!マンホールピンバッジが発売したら売れると思うのですが関係者の方々どうですか!?
先程説明した、水道局のマークですね。この時、このマークよく覚えていてくださいと言われ撮影。
あのドアのマークを見て、成程!そうだったのか!となりました。
本当、おしゃれですよね。
おまけのマンホールいつもよりちょっと豪華版でした!
では話を180度変えまして。
ツアー関係者様、ツアー参加者様ありがとうございました!お疲れ様です。
そしてここまでお読み頂きありがとうございました。
少しでも興味を持って頂ければ幸いです。
写真は載せてませんが貯水池までの前後も、とても興味深いワンダーが沢山あります。それは私が言うより、次回のツアー参加される際のお楽しみにだと思っていただければと考えています。
貯水池も、写真で見るより断然、行った方が感動が増しますのでお勧めです。
そして山の中だったり高低差が激しいのでお気を付けください。
私は、登山靴と長袖長ズボンで参加させて頂きました。ムヒを持って行くことも強くお勧めします!
最大の敵は蚊だと思います!
次回の記事は少し悩み中です。ネタはあるけど、どれから書いていこうという状態です。
のんびりと更新をお待ちください。
ありがとうございました。
【園田】境界線の町を歩く!【ワンダーマッピング】
さて、ワンダーマッピングに参加するのは今回で何回目でしょうか!
そろそろ、ワンダーマッピングマスターの賞状でワンダーな神龍が呼べそうな気がします!
今回歩いた町は、尼崎の園田です。
阪急線が通っている場所って凄く人口密度集中していてよく子供頃想像する東京と言えばわかって頂けるでしょうか?とにかく都市!って事です。語彙力よ・・・
確かに車も通りますし、人もいますが建物達はどこか懐かしい雰囲気を持っています。
実際に砂利道や立派なお家があります。
園田と言われて、何が思い付きますか?
・隣の塚口駅にドムドムがある。
・阪急線が通っている。
・大阪と兵庫県の境目。
・一度の探検にマンホールが二つ撮影できる。
・・・正直、最後の部分がやりたかっただけです。
園田とまず聞けば、競馬場を思い浮かべるのではないでしょうか?
実際に競馬場を見ると思い参加されている方や、私の周りにも競馬場と言えば園田がどこかわかる人が多いです。
あと、食べるものと言えばクリームパン!(食べログ:バックハウス・イリエに飛びます。)
焼きたてが、凄く美味しいです。買って三日間くらいに分けて食べましたが全く問題なく味が変わらず美味しいです。
それでは、そろそろお題に参りましょう!
タイトル「この壁は?」
ここで少し違和感。壁・・・にしては、妙な斜面だ。
それにしても、この感じどこかで・・・
その【違和感】は、空堀ワンダーマッピングで手に切れたスキルである。
疑問に思い、みんなで考える。この壁の感じは川とかの辺りではないのだろうか
隣に広場があるのですが、そこに川の付け替えをしたと書いてありました。
余談ですが上記の豊中のマンホールはここで手に入ります。
スムーズに一つ見つけ、引き続きワンダー探し。
記念写真の場所はここ船詰神社ではないかと!しかし、目印である狛犬が微妙に違う表情をしています。
ワンダー無いなら、作ればいいじゃない?ということで百度石と電波塔。
この電波塔を百回回れば願いが叶うという話を作りました。
百回やる気力あるなら、それを全力で願いをかなえるために使えばいいのにというツッコミはしちゃだめですよ?神頼みでもないと叶わない願いだってあるんですから!
炎天下歩いて歩いて、中間報告へ。
隊長である前畑温子さんと旦那さんの前畑洋平さんと合流してヒントを聞きます。
二つめは商店街のどこかに・・・
確かに、ワンダーな匂いはするが違うものに反応していました。
裏道を通り・・・
あった!お題二つめ「おしゃれなバーバーポール」
よーく見れば、これビニールテープか何かでそれっぽくしています。
ぱっと見、回っている錯覚に襲われます。
お隣には、閉店したお風呂屋さんが。張り紙に、「預かっている洗面器を取りに来てください。」とあるのを見れば、ずっと長く経営されていたのが分かります。それだけ、常連さんがいてもだんだんとお風呂屋さんが無くなっていくのですね。
時代の流れか、人の心変わりか・・・やはり経営難ですね。
ここから、集合会場の近くまで戻ります。
そして発見!この狛犬さん!ニコッと少し他の狛犬さんとは違う表情をしております。
みんなで顔を近づけハイチーズ!で撮影しました。
残すのは、後一つ!
先にお題を言いましょう!「園田郵便局跡」
郵便局・・・郵便局だと!?
最近、お?郵便局とかええんちゃうん?と思い出した私の心を読まれた・・・だと?
まぁ、郵便局に私がええんちゃうん?って思った話は後日。
これは探さなければならないと、必死で探します。
お題の写真にはよく見ればセコムのシール!セコムだ!セコムを探せ!
とセコムシール探しになっていました。
あった!セコムシールだ!と、もう違うものに。
ぼんやりと、「園田郵便局」って書いてますね。この辺りは立派なお家や砂利道が残っており、空気もなんだかほかの場所より少し美味しい。
昔は、こうやってお金持ちのお家にお願いしていたみたいです。
今みたいに早く届かずその頃は気長に手紙の返事を待っていたのでしょうね。
それでもいいなって思いました。(後日、ゲーム機を購入し明日のスピード便にした人間です。)
これでワンダーマッピング終了。
発表の後にはクリームパンごちそうになりました。ありがとうございます。
あと40分程あるけば、飛行機が間近で見れるようです。空の缶が飛んでいく程近いみたいですよ。後日、見に行ってみたいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。いかがだったでしょうか?空堀の時に感覚戻ったのでスムーズに自分では記事に出来たと思っています。(誤字・脱字が無いとは言っていない。)
主催者様、参加者様お疲れ様です。ありがとうございました。
やはりワンダーマッピングは何度参加しても楽しいです。一番初めに参加したときは「発表するの!?」と驚きもしましたが私はワンダーマッピングのおかげで人前に立つことや話す事も慣れ随分と感謝しています。あと、前畑温子さんが言われる通り、一度ワンダーに踏み込んでしまったら普段の何でも無かった町が面白くなります。私の場合はどこかへ行くとマンホールを真っ先に探してしまいます。
次回のワンダーマッピングも楽しみです。この記事を読んで参加していみたい!ちょっと興味あるかもと思ったら、参加してみてください!みんなで面白いモノ見つけていきたいです。
それでは、次回の記事でお会いしましょう!
【町を歩く】空堀ワンダーマッピング【in大阪】
今回紹介します町は・・・空堀です!
何時もお世話になっています、前畑夫妻のイベントに参加させて頂きました。
2日続けてのイベントでした。(1日目はトークライブ・2日目がワンダーマッピング)
そして、会場は「長屋カフェMIE-ZEN」さん。
名前の通り、長屋の中にあるカフェなんです。
一日目はスコーンを頂き二日目は様々なお菓子を頂きました。
ジャムは付けても良いし付けなくてもとても甘い!
さてところで・・・空堀ってどこだ?って方の為に。
駅だと大阪上本町から10分、谷町六丁目からは徒歩一分という場所です。
現在、芸術祭でアート作品やイベントを開催しております。
上本町は学生時代、遠足で行った事があり当時は町に興味がなくてですねぇ・・・
「大阪の人間に大阪観光とか舐めてるやん!?」
と言っていた私がいましてですね・・・舐めてるのはどっちだって話ですよね。
反省しつつ、町歩きを開始。
この町、ともかく路地が多い。
歩くたびに、吸い寄せらられ前に進むことがなかなかできない。
あちらこちらに路地路地路地階段路地・・・
商店街を歩き近くに一個目のワンダースポットがあるとの事。
言われてみれば、そんな匂いがする・・・どんな匂いだって言われますが、なんとなくそんな匂いがします。
時間制の駐車場に入りフェンス越し向うを覗くと・・・
あった!ここだ!
タイトル「ここまでして・・・・」
上の方見れば何か建物があった様子です。そしてここを壊し出来たのは中庭。
この部分だけ残ったのは隣の建物とと密接しているからと。
これは、残っていれば・・・もしかすると私が学生時代にはまだ違う形で見れたのかと思うとなんともったいない青春時代を過ごしていたのだろうか。
商店街ってのはすごく幼い頃を思い出せてくれる場所なんですが・・・
商店街には暗黙の大人の事情が張り巡らされた場所だと今年になって知りました。
三角の屋根の丸い屋根・・・管轄が違うのでこう変わってしまうようです。
地面のタイルも変わってしまうので、気軽に境界線をまたいで遊ぶのにはいいかもしれませんね。
そして商店街って聞くと、さびれたイメージが凄くあるのですがここはそれを感じさせる事が在りません。確かにとても静かな町なのですがお店の中を覗けば賑わっている場所がとても多い。
個人店で、絵葉書屋さんがあったのですがとても興味深いです。
そして一番気になった看板がこちら。
この人は誰なのか・・・おじさんなのか、おばさんなのか。
正解はここの店主、おじさんだそうです、顔もそっくりなんだそう。日曜日じゃ無ければ会えてたのかな・・・似顔絵と同じだと初対面な気はしませんね。
本来なら沢山あるお題ですが時間の関係で、メインであろう場所へ!
「昔は川だった。」
そう、この私が今撮ってる場所。昔ここは、川だったんです。
正直、このお題写真見たときはこれは・・・路地か?と思っていたのですが大きな道です。
上のお宅は新聞が沢山あり新聞で傾いてる様に思える廃屋です。これ、潜入できたら本当凄い。
記念写真はこちらで撮影しました。
後残っているお題は、本来記念撮影場所であった公園とキリンレモンが壁か床に埋まった場所。
この二つは次にここへ来た時に、自分で探してみる事にします。
なんだか、とても美味しそうなモノが沢山・・・。
最後に、とある路地裏で見つけた落書き。
子どもが書いたような字で「ここはたのしい!!」
はい、とても楽しかったです。
主催者様、参加者の皆さまありがとうございました。
次回もよろしくお願い致します!
※以下雑談へ・・・
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。お疲れ様です。
久々の更新でしたがいかがでしたか?
正直、本人は久々のワンダーマッピングで、あれ?私ワンダーマッピング式の記事どう書いていただろう・・・と現在も迷走しております。
記事にしたい話も幾つもあり、実は化女沼もあれで終わらせる気が無いんです。もう一つ、やりたいことがあります。未定ですが。
そろそろ、廃テンションな季節になってきましたので更新頻度高くなると思います。
波の激しいブログとなっていますが、今後ともよろしくお願いします。
それでは、次回またお会いしましょう!
何か、ありましたらメールの方よろしくお願いします。
【化女沼レジャーランド】今日の日はさよなら。【記録】
※いつもなら、出来る限りその物件の情報を入れながら書いているつもりですが今回は、どうしても私の気持ちと感想が強いです。この場所は私の廃墟の忘れ物なんです。どうかご了承ください。
(あと、明けました。おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。)
今年初めての遠出でした。
大阪から東京へ夜行バスに乗り、東京から古川まで新幹線に乗って向かいました。
最後の見学会になる可能性が高く、どうしても会わなければいけないと思いました。
会って、お礼を言わなければならない。いいや、どうしても言いたい。
勿論、開園当時に行った記憶も廃墟と化して何度か行った事がある訳じゃない。
いわば初対面のこの地に「ありがとう」を言いに行く為に私は大阪から宮城へと行ったです。
このお別れ会にはたくさんの人が来ていました。(※写真撮ったのですが、あまりにも顔がはっきりだったのでやめました。)
残念ながら、社長は用事でお会いすることが出来ず。
会っていたら、何を話していたのだろう・・・?
私が化女沼レジャーランドを知った経緯か?それとも、お礼が先か?
違うなぁ、多分何も話せないだろう。言葉になんかできないだろう。
遮るものが無いこの場所では風が少し吹いただけでも強く感じ冷たい風を何度も体に受ける。
それと同時に、壊れたシャッターが音を立てて揺れました。その音に、
廃墟に、来たんだな。
そう思いました。
中に入るとそれはより一層、感じました。
歩けば、割れたガラスの音がして何かにぶつかる音がする。
倒れた棚や散らかったモノは、自然か人為的か。
土産の手番である、お饅頭。
値段も手ごろで、個数沢山入ってて会社に持って行くとだいたい外れ無しの品物。
横にあった小さなボックスの上には中身を取り出し食べかけの様なサンプルが置いてあり、サンプルじゃないのか?と疑ってしまいました。
チラシは当時の一番の証言証拠です。宿泊も、日帰りもお手頃な値段だと私は思います。
そうか、送迎バスがあったのか。
残念ながら今回は、ホテルは入れなかった。
・・・さて、あの私の恩人である遊具たちは何処にいるのだろう?
足を進めて歩くと、自分と同じ背丈の草や好き放題伸びる木々。
藪漕ぎもいいけど、出来ればまだ序盤だし道がある方がいいなと周り道。
お姫館と書かれた入り口。
恐らく、園内一周できるように作られてるかな。まぁ、だいたいそうだよね。
とこちらか入ることにしました。この時点で分かるように、枝が凄く伸びています。
真ん中にある棒みたいなモノから回転させて入っていたでしょうか。
遠目に見える遊具達の位置を確認しながら、コンクリートの道を歩いていきます。
ここがお姫館。
すぐ近くにある化女沼には伝説の話がある。
代表的な話、長者の娘である照夜姫の話をこの館で絵で再現しています。
悲しい恋のお話です。それについては、また別の話。
この裏には神社があります。(夕方もう一度訪れて発見しています。)
廃神社。
今にも壊れそうな鳥居。階段の横に話阿吽の狛犬。
階段を上がり、ガラン、ガランと鳴らすと図ったかの様にふわっと風が吹き草木が音をたてました。
どこか遠くでは、ゴーン、ゴーンと音が聞こえて・・・
現在に居るのに現在じゃない不思議な気持ちになりました。
お姫館の道は遠回りながらも少しずつ遊具との距離を縮めていく。
もう少し、もう少し・・・
やっと、やっと会えた・・・!!
風が吹いても回ることが無くても、カゴはぐらぐらと音無く揺れて・・・
あれほど、いいたかった言葉はどこかに消えてシャッターだけ押し続けていました。
カゴの窓は割れて、乗り場の階段は踏む度に跳ねてそんな状況でもこの寒い中、ずっと立ち尽くす。
今、この場にチェーンタワーが当時のまま残っていたら誰も押さずとも回っていたのかもしません。
私は残念ながらに乗った記憶がない。あったのかもしれないけど、それはとうの昔に忘れてしまった様です。
コーヒーカップのサビが染みついたコーヒーに見えました。
あーこのシミは、なかなか取れない。触れば触るほど、シミは広がっていきそうです。
ハンドルを回してみるもまわらない。
どれかは回るようですが、私には回せなかった。コーヒーカップのハンドルを回し過ぎて何人の人が目を回した事か・・・。
大きくなって座ったメリーゴーランドは軽々とまたいで座る事が出来ました。
横座り出来なくて、またいでしっかり座ると壊れてしまいそで恐る恐る軽く体重を乗せたくらい。
希望に満ちた目で馬は前を見ていました。
今日は沢山の来客で少し嬉しそうな顔をしながら、はりきっているのだろう。
唯一、人力で動いた遊具。
最後に乗ったのは、赤ちゃん連れの母子。
「よかったねぇ、最後のお客さんだって。最後に乗れてよかったねぇ。」
そういっておられて、私も最後にこの遊具を回せて本当に良かった。
あの子が大きくなった時、今日見た景色を覚えているのでしょうか・・・どうかそれはいいものでありますように。
ミニSLは少し傾いて見えます。
この場所一帯は、草木で覆われて唯一乗り場が分かるくらいでした。
慣れた手つきの人の後ろに付き共にレール後を探します。
踏んだ足の感覚と所々に見えるレール。これらから恐らく8の字ループ。
よく遊園地で見られるタイプのものだろうとの事でした。
これは、今は無き阪神百貨店屋上の屋上遊園地にあったミニ電車です。
分かりやすく引っ張り出してきました。
そして、恐らくアスファルト部分がゴーカート後ではないだろうかと考えています。
一周出来ると考えていたんですが途中から土に変わり良く分かりませんでした。
あーそうそう。こういう網の部分い足ハマって抜けなくなって・・・大泣きするんだ。
でも一度、コツを掴めば懲りずに遊んで・・・最後は地に降りる出口が分らなくなってまた大泣きするんだ。
・・・私の事です。
ここは、子どもだけが楽しめる場所じゃない。
ちゃんと、ゴルフ場やゲートボール場という大人も楽しめる場所があります。
今、ここにボールを放ったら探す事は大変でしょう。
二階建てになっていてここが二階。下に降りる階段は、木ではなくしっかりしていたけど、それが余計に何時崩れるのか心配で恐る恐る降りる。
階段を下りた先の時刻は午前か午後か分らない「10時37分頃」
私の腕時計はさっきまで、「4時20分頃」
iPhoneで見ると、まだ昼前。
帰ったら修理に出そう。
一番、時間が変な腕時計を見てそう思いました。
何度も言いますが、本当に寒かった。
指がしびれるなんて、大阪住まいの私には初めての体験でした。
剣道で裸足だった時でも、こうはならなかった。
そんな事お構いなしに、私の目に飛び込んできたレストランに書かれた看板。
流しそうめん・ジンギスカン。
化女沼レジャーランドには、実は閉園した後分かった事ですが温泉が出ます。
今日、温泉出してもらえてたら足浴手浴をしに速攻言っていたことでしょう。
そして残念ながらこのレストラン。下に降りるのが困難。
かじかんだ手で何かあっては危ないと判断し降りる事を止めました。
しかし、温泉が湧いている場所からなら少し入れそうだとそちらか回ります。
池と風車があると教えてもらいました。魚の供養の碑と。
まるで藪が衛かのように、碑は奥にありました。
ここからだと、レストランが少し見やすく、観覧車が見えました。
風風車はもっと藪の中。
だめだ、これ以上進めない。
ここに来るまでも、藪や枝が上着に引っかかり足元も不安定。
だめなんだよ、ここでけが人になるのは。事故を起こすのは。
閉園するまで、ここは楽しい場所じゃないと。
夕方が近づいてくると、人も少なくなりすれ違う人も減ってきていた。
地元の人、近い県から来た人、遠くの県から来た人。
各々、別れを済ませてもう入る事が出来ないであろうこの場所を後にした。
本来なら、私も少し早く帰る事になる筈でしたが同乗させてくれる方が夕方までいるとの事で私も残る事が出来ました。
日が沈むのは早い冬なら見れる筈。
観覧車のもう一つの顔を。
この景色を知っています。
この目で見て、写真を撮るのは初めてですが私はこの景色を知っています。
大阪という地に数十年引きこもりまともに他県に出た事が無い頃。
車の免許の為に1人他県に合宿へ行ったんです。
当然の様にホームシックに掛かり、もう帰ろうかなと思っていた時でした。
偶然、化女沼レジャーランドの動画と記事をみました。
夕日を浴びて、何があろうともそこに立っている観覧車。
その姿に、会いたいって思ったんです。宮城県でしかも最寄り駅からも遠い。
会いたかったら車の免許取れよ。って言われてる気がして。
なんて自分なりに良い解釈しただけでしたが、合宿期間中何度もこの観覧車を見て乗り切る事が出来ました。
そうか、ありがとうって言いたかったのもあるけど一番言いたかったのはそれじゃない。
「どうだ、会いに来たぞ。他人の車に乗せてもらったけどな!」
記事を書いていた時にやっとわかった。
結局、私がこの地に言った言葉は「まさか、本当に見れる日がくるなんて。」
それだけだった。このアホ面をみて遊具たちは少しでも笑ってくれたでしょうか。
もし、こんな偉そうに愛に来てやったぞなんて言ったら、初対面んで何言ってんだコイツ・・・って思われてたかもしれませんね。第一印象凄く悪くなります。
ここの遊具たちは、社長自ら海外に買い付けにいったそうです。
それにここは、閉園しても美化整備されホテルにもセキュリティーを入れて最後の最後までみんなに可愛いがられて人に遊ばれて人を喜ばせて思い出をつくり本当の閉園を迎えます。
この土地は三月上旬には譲渡される予定になっています。
この状態である事は極めて低く、入ることも出来なくなる可能性が大きい。
でも、もしこの場所が更地になり、藪や自由に伸びた枝の姿、遊具の姿がどこにも見当たらなくたってそこにあった記憶が消えてしまう事は無い。
今度来るときは自分で運転してここに会いに来たら、その時はちゃんと言いたかった事を言おう。
だから、今日の日はさよなら。
また会う日まで。
tag : 廃墟化女沼レジャーランド
【今福線】未成線への挑戦【3/3】
ずっとタイトルが【〇/?】だった事お気づきのでしたでしょうか?
時間が無くて、読むのが大変だ!むしろ字読むのが嫌いだ!って方のためにとあるモノを制作しておりました。
それが、スライドショーです!
素晴らしい音楽と共に今福線の良さを伝え尚且つ、もっと今福線を知りたい!とおもって頂ければ!
写真はあえて、このサイトで使った写真のみを使ってます。
ここの説明どんなんだろ?って思ってもらえてたらすぐに書いた記事と分かりやすくするためです。
TwitterやFacebookに投稿予定の為、2つに分け短くなっております。
ドロップボックスですのでどなたでもご視聴いただけます。(※音量注意)
色々な方に紹介してくださいね。
だけど、無断転載や他者への強制視聴等周りの人が不快になる行為は控えてくださいませ!
学校編:学校集めました。 有福小中学校と木田小学校。
旧佐野小学校は時間配分足りなくて写真撮れず申し訳ございません。
未成線編:最初は畳ヶ浦、今福線の旧線と新線です。
一部特別許可を得て撮影してますのでガイドさんの案内に従ってくださいね。