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戦争遺跡を歩くin鶉野飛行場跡

皆さま、お久しぶりです!
3月17日に、J-heritage様による「鶉野遺産モニターツアー」へ参加させて頂きました。
何時もお世話になっております。
まず、本編を始めます前に!今回、一応バスの中で「顔出しNGの方いらっしゃいませんか?」という確認がありまして特に駄目って方はいらっしゃいませんでした。
出来る限り顔が特定できる写真は省いたつもりですが、この写真NGとありましたらご連絡いただけると助かります。

それでは、まず鶉野飛行場ってなんやねん?って思われるでしょう?
ええ、私もその一人です。頂きた資料を基にお話していきたいと思います。
鶉野飛行場は、兵庫県加西市にあった姫路海軍航空隊の飛行場跡です。

ツアーの順番で行きますと、まず最初に行ったのは格納庫です。
なんの、格納庫かと言いますと紫電・紫電改の製造を行っていた川西航空機鶉野工場です。
なんと、まだまだ現役で活躍中なのです。

山口運送外部 


外観、大きすぎて私のカメラじゃ入りきらない!
飛行機製造していたんですから大きいですよね。

山口運送内部1 

倉庫ですので、やはり荷物はね迷惑が掛からなないよう出来るだけ写真に入らないようにって見合上げた天井は素晴らしい。これね、鉄じゃないんですよ。
山口運送内部2 

こうしたら分かりやすいですか?そうです、木なんですよ。
当時の事を考えると木ですよね、でも木で今でも現役って凄いですよね。
山口運送内部 

字が書いてると撮りたくなる衝動なんなのでしょうか。
川西航空機姫路製作所では当時、紫電・紫電改を半完完成品状態の期待を夜間馬車で鶉野まで搬送し組み立てられて戦場へと飛び立ちました。馬車を使っていたのは、道が悪かったので馬車が都合がよいそうです。

少し話はずれますが、私は紫電改と聞くと菅野直さんが一番最初に思い浮かびます。

多聞寺1 

次は、加西市の観光地と言う事で多門寺へ。
こちらは後藤又兵衛の菩提寺となってます。歴史が好きな人にはたまらんと思います。
兄が御朱印を集めてますので頂き、渡したのですがかなり喜んでいました。
私が後藤又兵衛の受け取りを話す前に全部話してくれました。

キリシタン地蔵1 

後藤又兵衛の槍など飾られているのですが、注目したいのはこちら。
正面から見ると首無し地蔵ですね。

キリシタン地蔵2 

裏をよく見てください。
珍しい、キリシタン地蔵なんです。初めて見ました。存在自体を初めてしりました。

官舎 


さぁ、戦争遺産へ軌道を戻しまして姫路海軍航空隊の幹部の官舎へとやってきました。
多分、いわれないと気づかないくらい周りに溶け込んでますね。

そして、メインで見に来たのはこちらだったのですが・・・・

のこぎり屋根 


お向かいにある、カネカ興業さんが大人気。
※ご厚意でお見せいただいてますので、無断立ち入りは絶対におやめくださいね。

現役の軍手工場なのですが、社長が90才を超えられておりなんと元飛行機の整備をされていたんです。工場内も見せて頂いたのですが、あまり工場内って載せるのは製造にかかわるかと思いここでは控えさせていただきましたがとても素晴らしかったです!
お土産に軍手もいただきありがとうございました。

・・・この辺りでそろそろ空腹に。

昼食会場 


と言う事で昼食タイム!こちらでは、オリジナルグッズが売ってます!
帽子かいました、しばらく探索にはかぶると思います。
昼食1 


昼食は三種類!
メインは鶏肉となってます。鶏すき焼メイン(右)と鶏めし(左)メインと説明た方が分かりやすいでしょうか。私は鶏めしメインの方を頂きました。

昼食2 

こちらはスペシャル弁当。天ぷらが入ってるのが印象的です。
それにしても、お弁当を持たれてるのは前畑夫妻なのですが弁当発表会みたいに写真を撮られており少し面白かった。
モニターツアーですので、値段のアンケートがあり難しい。
個人的に、旅をしたときは値段にこだわらず食べたいものを食べるタイプですので正直気にしないんですがこれはモニターツアー・・・コンビニよりは少し高いくらいの値段で書いて提出した気がする。難しい・・・。

では食べましたし、メインである飛行場跡へ向かいましょうか。

爆弾庫 

飛行場跡へ行くまでにも見どころ沢山です。外から写真撮ったのですが、もう狙ったかのように人の顔がはっきりしていたのでカット!説明に書いてある感じです。

爆弾庫内部 

中はこんな感じで、奥にはちゃんと換気口がありました。

後1 2km 

跡地まではとても景観が良いです。天気も良いので半ばハイキング。
でも、それは敵軍にも見つかりやすいという事ですよね。

横には防空壕 

右手には逃げ込めるように防空壕があります。
でも結構、急に敵軍に攻撃されて咄嗟の判断ですぐに潜り込むって大変ですよね。
今は崩れてくる可能性があるので入れないようにフェンスされてますので入らないようにしましょう。ちなみにこちらは、素掘りの防空壕となってます。

コンクリ防空壕1 

こっちはコンクリ防空壕。中は真っ暗で懐中電灯必須です。
あってよかった、懐中電灯(友ヶ島で買ったやつ)
中ですけど、虫嫌いは入らない方がいいですね。軍曹(カマドウマ)のお家となってます。
あぁ、軍曹ならいいやって入りました。まぁ、私も生軍曹お初にお目にかかったのですが軍曹はその場所の建物の守り主と思ってるのでそこまで抵抗感なかったです。少ないってのもあるんでしょうけど。軍曹、警備お疲れ様です。

機銃座1 

そしてここが機銃座
飛行場や軍事施設に低空から侵入してくる敵軍に対し対空用機銃が設置されてました。
もっと詳しい説明書いてましたけど、私が書いててうまく説明できないのでとりあえず簡潔に。


機銃座2 

機銃座の説明を書いた写真に鉄格子の柵がありましたでしょう?実は舌から上がってくるんですけど、結構ハード。私達、ツアーで来たから悠長に登ってますけど当時だと何度も往復するわけですよね。

機銃座3 

最後、本当に落ちそうになるで怖かったけどいい経験が出来ました。上るより降りる方が恐らく怖いんじゃないかと思います。

大きい防空壕外 

防空壕は沢山あるんですけど、ここは一番目玉の防空壕
そこそこ、水浸しです。そして、暗い。
長靴を用意してくださいましたが、靴だとどれくらい入れるか気になりそのまま入れてもらう事に。
ハイカットブーツの登山靴でしたが、ゆっくり歩けば大丈夫です。

大きい防空壕 

もう一度言いますが、水が溜まっており真っ暗です。溝がいくつかありこれにはハマったらまずいです。ちなみに長靴でもこれにはまればまずいです。

防空壕から出たらいよいよ、飛行場跡へ。

飛行場跡地 

ここが、飛行場跡です。ロープで入れないようになっているんですけど入れてもらいました。
ここから、多くの紫電・紫電改が飛んで行ったんですよね。
ここから飛び立ったのは、新風特攻隊「白鷺隊」
頂いたパンフレットには、当時の写真が記載されていました。

一番の見どころの場所で記念撮影をしました。
恐らく鶉野飛行場等のFBを見て頂くと写真が載っていると思います。

整備台 

近くには小学校の朝礼台で使われていたのは実は紫電・紫電改の作業台だったらしいです。
白鷺隊の石碑が作業台の横にあります。Twitterではちらっとのせましたがそちらは自分の目で見て頂きたいです。後ろには亡くなられた方の名前が記名されており、やっとここで事実を見た気がしました。

飛行場跡の話としてはここまでですが、ツアーはまだまだ続きます!

法華口駅舎 

加西市にくるならこの駅!法華口!
此方の駅舎の中はパン屋にもなっており、米粉で製造されています。
米粉のパン本当、美味しいので一度食べて頂きたい。

登録文化財 


そして横にある法華口駅便所が文化財という凄さ。
そうそう、ちゃんと観光しやすいようにレンタルサイクルありますので車乗れない勢も安心してください!

法華口看板 

駅の外に出ると、素敵看板が!よく見れば、書き直した後があるんですよね。
このフォント癖になりますね。

法華口電車 

久々に、電車の写真も。ツアーで電車撮ったのって今福線が最後の様な・・・。
随分、長い間撮ってなかったですね。

この後はバスで、お土産を買いにふく蔵さんへ!
お酒メインですね、あと酒まんじゅう!初めて美味い酒まんじゅうを食べました。
私はお酒飲めませんが、気になる調味料やお土産にお酒を買いました。

鶉野飛行場跡のモニターツアーは以上となります。
毎回恒例のマンホールですが、今回バス移動もありまして中々見つからず。
次回、加西市に行った時は是非、撮影したい!

今回は行ってませんが鶉野飛行所資料館もあり、第1と第3日曜のに開館しています。

鶉野飛行場資料館(クリックで飛びます)

戦争遺跡と言われると正直重く感じるかもしれません、安易に行っていい場所なのかと思うかもしれません。そういったお話が移動中ありましたがまずは興味を持つことが大切という事です。
私は友ヶ島にもいきましたが、戦争遺産や軍事遺産と言われてもちゃんと理解は出来ていないと思ういます。大事なのはその後、興味を持ったら調べて自分の知識にするという事だと思っています。なので私の記事を読んで興味を持っていただけたら幸いです。

そして、今回ツアーで特別入れて頂いたり撮影させていただいてる場所がほとんどです
大学の敷地も近くにあり今回のツアー特別で建物や敷地がうつっている事を許可して下ってる写真が多いです。なので、ツアーや加西市がイベントをされている時に行かれるのが一番です。
実際目玉である大きな防空壕を見学中、通行されていた方が自分達は見れないのかと尋ねられました。入りたい人はいるというこは、これから盛り上がってくる戦争遺跡ですのでチェックしてみてくださいね。

ここまでお読み頂きありがとうございました。
なんだか、久々に書いてますので前半、中半、後半と文章に乱れがあるかもしれませんがそれは私のその時感じた気持ちだと思ってお読みいただけると助かります。
誤字脱字に関しましてはまたご連絡いただけると助かります。

改めまして、ツアー企画者様・関係者様お疲れ様です。
素敵なツアーに参加させていただきありがとうございました。
ツアー参加者様、お疲れ様です。知識のない私に色々教えて頂きありがとうございました。
おかげさまで、ついていくことが出来ました。

次回は、そろそろ暖かくなってきましたのでどこか散歩に行きたいと思います。

昭和65年 

マンホールの代わりにレア看板紹介します。
昭和65年4月オープンの姫路バンブー植物園。
違和感感じれば、テンション上がると思います。分からない方は調べればもっとテンション上がると思います。

それではここまでお読み頂きありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。


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tag : 戦争遺産鶉野飛行場跡加西市

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プロフィール

桜木はるか

Author:桜木はるか
憧れの方々の背を追って一眼レフと色々頑張っています!主に廃的なモノを好み現在は産業遺産を巡っています。

まとめ主に好きなもの:写真・カメラ・廃墟・ニコ動・麻雀・お絵かき

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