モノレールに未来の夢をみる。part2

後半からは、市原先生が司会をされ話を進められます。
「モノレールの先進性と教訓」
まず、筑波大学の石田先生のお話。
石田先生は、交通や道路を専門とされている方です。
都市開発と連携し、大将軍駅や手柄山駅は年と共に生きていると言われました。
しかし、問題点があり常陽の減少や経営苦難、制度(補助)が悪く廃線に。
他にも自動車の使用が増えた事も関係するようです。
受け継がれているのは土木遺産や志。
解決策として挙げられたのは、高齢社会に伴い公共整備。つまり、公共機関を使ってもら機械を増やすという事です。そうすれば、歩く機会も増える為町が賑わい活性化にも繫がる案です。
今私は、車を持っていないので公共機関や自転車徒歩しか移動手段ない人はあり前のようにそうしていますが、車を持ったら利用しようと考えないと思います。
自分で運転した方が早いし、時間にも縛られないですからね。きっとこういう考えからだんだんと需要が減っていくのですね。
・・・・難しいところです。
話手は代わり続いては、知る人は知る神岡鉄道を「レールマウンテンガッタン号」の田口氏。
神岡鉄道を私が説明するより分かりやすい公式サイト様はこちら
こちらガッタン号、開始時は地元の人や撮り鉄向けが来ることを期待しするもなんと、興味を持ったのは、ファミリー層や大人の贅沢度が好きな人々という違う方向にという話がとても興味深いです。
モノレールの活用についてはこう述べられています。
・注目されている今がタイミング。
前回の岡田先生がお話されていた様に遺産になる目安は50年。逃せばまた数十年待たなければならなくなり、それこそその時の価値観がまた変わってしまうかもしれませんね。
・壮大なストーリーをどこまで見せられるか?
廃線までのドラマだと言われてました。
「こに50年モノレールが走っていたんだよ。」と言われ好きな人はそこからさらに食いつきますが、特に興味のない人からすれば「へぇー」くらいなもんで、そこで終わってしまいますもんね。
私も誰かに説明するときは、簡単でも良いのでどういう経緯でここにそれが出来たのかを話す様にしています。
これこそ、夢の語り部でしょうか?
・主となる人達が思う存分「バカ」になる。
一番、私の中で好きです。どれだけ、人から無駄やできるわけないと言われる無茶なことをやるという、やっていいと言われている様で勇気をもらいました。
主より脇に居たいのが、私なんですけどね!?
話し手は代わりまして、ZIPで知る方が多い斎藤雪乃氏。
モノレールの活用についてとても、面白い提案を沢山されました。
・スマホをかざすと、昔の風景が見えるAR対応。
それは、見たい。一体を昔の風景見れるようにして歩くのは楽しそうです!
あぁ、ただ、歩きスマホは危ないから一部になりそうですね。でも、見たい!
・残っている柱をロープっで繋ぎスキーリフトの様に活用
これなら高齢者も乗れるのではと提案されました。
これに対し、岡田先生が「海外ではロッククライミングとして使用されている例」を紹介してくださいました。登りごたえありそうですね。町の中で六クライミング面白そうです。
・もっと知ってもらう為にレプリカ車両を人目の付く場所に置く
例として姫路駅があげられました。
此方は、後でお客さんとの意見交換で言われた事ですが「モノレールを手柄山駅まで見に行く機会が少ない」と。
モノレールは山の上にあり、水族館と隣接しています。歩いた私の感想ですが、一番初めに手柄山へ行った時公園に着くまでが既に坂道なんですよね。そこからさらに上に登るわけですから、確かに興味をない人に勧めても行く気にはならないと思います。
一番初め、行く道中はもうここに来ることは無いだろうとも思いましたがまぁ、見事ロッピーという運命の出会いをしてしまい三度目ですけどね!
駅に置けば、宣伝効果は高いですし何より子どもの目にも付きやすいのではないでしょうか?
よく話しますが学生時代、どうやって人を集めるかの授業でターゲットを子どもに絞る例を教えてもらいました。子どもを連れて家族がその場所へ訪れる、子どもが喜ぶとまた来るという連鎖があると。
後は、今注目されている姫路城周辺でしょうか。上手く連鎖して欲しいですね。
ここで、市原先生が「モノが残らないと議題になりにくい。」とより一層残す事の大切さをお話されます。記録からも調べることは可能な事もありますがやはりモノが残っていないと遺産にはなりづらいのですね。
ノート取りながら、私はまだまだ知らなければならない事が多いなぁと感じました。
最後はモノレールを提案した前市長の三男であり現市長である石見市長のお話。
石見市長もこれまで様々な活用を提案されてきました。
・モノレールにネットをはって慰霊塔まで歩く計画。
→しかし、危ないため断念されます。
・柱を使いソーラー風力発電を計画。
→しかしこちらも工事費がかかる為断念。
そして、現在は緑化を行っています。
私の作った大将軍駅の動画を見て下さると分かるのですが最後の部分に写っていた緑色の柱。
実はあれは、もともと橋脚なのです。
石見市長の理想としては、来るまでは無くモノレールを使って通勤や通学をしてもらい歩く町にしたいとのことでした。
これは学生時代、営業されている方に聞いたお話なのですが都会になる程、車を使うより歩いたり公共機関を使う方が移動が楽だといわれていました。
となればやはり、公共整備に力を入れるべきなのか・・・?
そして、姫路駅や姫路城の周辺でもっと宣伝していくことが大事ななのか・・・?
と、知識の少ない頭を悩ませました。
以上でお話が終わり意見交換会が始まります。
・姫路モノレールに乗っているバーチャル体験
という意見があり個人的に一番惹かれました。VR・・・いいんじゃないかな?って。
・ガイド付ツアー、人材育成。
色々なワークショップに参加させて頂いていますが共通の意見です。
ガイドブックがあっても、直ぐに読む気にならないのでしょうか?それに、やはり知ってる人や、当事者から聞く話の方が価値観が感じられますよね。
それに、またそれを知人に説明して進めるときとても説明しやすいと私は思います。
そして、残念ながら撮影は出来なかったのですがシンポジウム受付手前に小学生が行ったワンダーマッピングの発表が展示されていました。
そして、その学校の先生がシンポジウムに参加されており感想をお話してくださいました。
「子どもの目線が面白い」と。
モノに着ける名前や以意外な場所から見つけてくるそうです。
子どもと大人の目線で世界は大きく変わると言われますが、それは子どもの特権ですね。
最後に纏めとし、市原先生が「連携をとり継続していくことが大事。シンポジウムを行う等」とおっしゃられ、今回のシンポジウムは終わりました。
貴重なお話ありがとうございました。そしてここまで読んで頂きありがとうございました。自分なりに、丁寧に書いたのですが至らない部分も沢山あると思います。失礼な表現がありましたら、申し訳ございません。関係者様、参加者様お疲れ様でした!また、どこかで機会がありましたらよろしくお願い致します。
ここから下は私事になりますので暇な方だけどうぞ。
後半お待ちいただいた方々、大変お待たせ致しまして申し訳ございませんでした!
思っていたより体調不良が長引き遅くなってしまいました。
原因は、PM2.5の影響説が一番有力です。薬のおかげで、随分回復しましたが記事書いている際も完全に回復していない状態ですので10月はあとわずかですが仕事と近場以外は安静にする予定です。
この記事を掛けたのも奇跡的な2連休のおかげです。
11月からはまた活動を始める予定ですのでよろしくお願いします。(後は企画を実行するだけ)
それでは、またよろしくお願い致します!
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